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■ ムッシュー・ユロ
2002/07/28 04:27 [00013-000] 棘ぬきDVDで買いなおしてみました。何度見ても素晴らしい。
国内版では"Le vacances de M.Hulot"(ぼくの伯父さんの休暇)しかない。で、アマゾンでリージョン1だと警告が出たが"mon oncle"と"Play Time"を買って見たけど、リージョンフリーでした。やはりDVDだと画質も良いし、タチさんの映画は色が綺麗だ。この輸入版で得したのは、本でしか知らなかった短編「郵便配達の学校」と「ぼくの伯父さんの授業」が付録に付いていて、初めて実物が見られること。しかしプレイタイムは相変わらず短縮版だ。最初の公開時と同じノーカット版は一生見られないのか。死んでも死に切れん。
2002/07/28 04:46 [00013-001] 棘ぬきちなみに、輸入版で日本語字幕が無くても全く問題なし。ジャック・タチの映画は全編パントマイムと言って良く、だいたいセリフは話の筋とはほとんど関係ないし、字幕を見ていると、画面のあちこちに潜んでいるギャグを見落としてしまうので字幕なしで見るのが正解。見るたびに新しい発見があります。
2003/12/21 04:38 [00013-002] 棘ぬきBSで「祭りの日」のカラー版を初めて見た。この映画、もともとカラーで撮っていたのに、トムソン社で現像不能とされ、念のため同時にモノクロで撮っていたものが今まで公開されていたもの。タチの娘さんらの努力の末、カラー版が復元された由。(ソフィー・タチシェフというこの娘さんも先日亡くなった)
来年、DVD-BOXが日本で出るようですが、このカラー版も入っている。プレイタイムの「新世紀修復版」は125分とあるので、初公開時の完全版ではないね。残念。さらに「トラフィック」が入っていない。中途半端なBOXだ。
ジャック・タチのお爺さんはドミトリー・タチシェフというロシアの伯爵でニコライ皇帝家と親戚だったそうな。この伯爵がフランスで駐在武官時にイタリア娘に産ませた子供がタチのお父さんで後に額縁職人となる。貧乏なゴッホが額縁代金の代わりに絵を3枚持ってきたのをキッパリ拒絶したそうな。ははは。
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