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■ 電波にあらず2002.11版
2002/11/07 09:08 [00020-000] kitton「大学受験のための小説講義」 石原千秋 ちくま新書 860円+税
この本は、受験とはあまり関係ないですね。一般人も、めきめきと小説が読めるようになります。おすすめの一冊。
小説を読むということは、書かれていないことをいかに読めるようになるかがポイントなわけです。書かれていることをいかに正しく理解しようが、小説を読むというポイントからみると落第です。
って、まだ序章しか読んでないので。。。。
そこだけでも買ってよかったと思ったわけですよ。
小説とマンガって違うようだけど、行間を読むということは同じなのだなと思ってしまいました。
マンガの場合はコマとコマをアタマの中でつなぐという行為が必要です。そこにマンガのおもしろさがあると考えられます。
小説も同じで、文と文をアタマの中でつなぐ、すなわち行間を読むということ、それこそが小説の正しい読み方だったわけですね。